画像診断と義眼~レントゲン~
いつもアツザワ・プロテーゼ九州のブログを
ご覧いただきありがとうございます。
暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしですか?
私は、先日、突然の歯の痛みで歯医者さんにかかったところ、
寝ている間の歯ぎしりで歯が1本欠け、2本に亀裂がはいってしまっていました(泣
しばらく通うことになりそうです・・。
さて、歯医者さんで久しぶりにレントゲンを撮っていただいたので、
今日は時々お問合せ頂く、
レントゲンと義眼についてお話ししたいと思います。
義眼はレントゲンに写るのか?
義眼の主な素材であるPMMAは放射線を透過するため、
無色透明の場合、レントゲンには映りません。
一般的な義眼のように着色されている場合には色の素材や量、
義眼の大きさと、撮影の際の機械の設定によってはごく薄く写ることがあります。
しかし、通常は写ったとしても非常に薄いので、
一般的に、義眼はレントゲンには写らないとされています。
歯医者さんでのレントゲン撮影時や、
胸や腹部、手足のレントゲン撮影時には義眼を外す必要はありません。
眼窩部分の撮影をする際には、うっすらとした影が映りこむ可能性があるため、
念のため事前に義眼を取り外し、眼帯をした状態で病院を受診されることをお勧めします。
※この記事の内容は、
画像診断科の医師・技師の先生にご協力頂き乳幼児の義眼誤飲を想定して
撮影実験を行った結果を元にしていますが、他社様の義眼については
結果が異なる可能性があります。
実験結果の画像はネット公開の許可を得ていませんので掲載しておりません。
画像の閲覧をご希望の場合には博多のラボにお越しの際にお声かけ下さい。