義眼が古くなるとどうなるの?
いつもアツザワ・プロテーゼ九州のブログを
ご覧頂きありがとうございます♪
9月に入って、だいぶ過ごしやすくなりましたが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、皆さま、義眼が古くなると、
どんなことが起こるのか、見た事がありますか?
ちょうど、典型的な例を見つけたので写真を撮ってみました。
殆どの場合、
義眼床(義眼を入れるスペース)の変化や、
瞼など、お顔の成長や加齢による変化の方が
義眼本体の傷みよりも先に起こるのですが、
時々、外観でもすぐにわかるほど傷んだ義眼に
出会うことがあります。
義眼の変色も典型的な一例です。
義眼の裏面や側面などにシミのように見えることが多いですが、
表に見られることもあります。
色は、黄色~茶色~オレンジまたは緑などです。
このように変色してしまった義眼は、
残念ながら調整によって元のような色に戻す事はできません。
また、このような変色が見られるほどに
長い年数、同じ義眼を装用され続けていた義眼床は
何らかのトラブルを起こしていることも少なくありません。
変色の他、色の剥離、傷、割れ、欠け、ヒビなどの
義眼本体の傷みが気になり始める前の交換が理想的です。
義眼を長持ちさせるためにも、
1年に1度を目安に義眼の研磨と義眼床のチェックをうけられることを
お勧めします♪