学会に参加してきました!
いつも有限会社アツザワ・プロテーゼ九州のブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます!
先週末、岡山県倉敷市で行われた
「第一回 日本メディカルイラストレーション学会」に参加し、
ポスター展示にて義眼について発表させて頂きました!
まず簡単に「メディカルイラストレーション」についてご紹介させてください!
メディカルイラストレーションとは
医学の知識をもったイラストレーターによって描かれた
医学や生物学に関するイラストのことで、
医学論文や、医学書、患者さんへの説明に使う資料などなど、
様々な用途に使われます。
「写真じゃだめなの?」と、思われるかもしれませんが、
イラストにすることで必要な情報を抽出し、
よりわかりやすく伝えることができます。
イラスト以外にも、アニメーションや人体模型、
さらにはエピテーゼや義眼なども、
「医学分野での視覚を通したコミュニケーション」
「生物学・医学の知識のあるアーティスト」という意味で
メディカル・ビジュアリゼーションや、
メディカル・ビジュアル・コミュニケーション、
メディカル・アートなどと呼ばれることもあります。
今回の学会もイラストレーターの方だけではなく、
医療従事者の方や、エピテーゼの専門家の方など様々な分野の方々が
参加されていて、美術的な技術のお話しだけでなく、
より良い作品をともに作り出すための
医師とイラストレーター間でのコミュニケーションや、
イラストや模型を使った患者様とのコミュニケーションについてのお話もあり、
あっという間に時間が過ぎていきました!
今回学んだこと、今回発見できた課題、今回のセミナーで持つことができた新たな繋がりを今後の業務にしっかり生かしていきたいと思います。