学会に参加のご報告
いつもアツザワ・プロテーゼ九州のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
2020年となりまして早くも1月半が過ぎてしまいましたが、
今年が皆様にとりまして良い一年となります様お祈り申し上げます。
さて、1月の下旬に東京で開催されました、
第43回日本眼科手術学会の学術総会に参加してまいりました。今回、ポスター発表と、
シンポジウムで他の先生方と共にお話しするという大変貴重な機会をいただきました。
日頃から、患者さんへの情報提供の方法の一つとしてイラストがあれば
説明内容をより正確にお伝えすることができるのではないか?と思っておりましたが、
書籍やインターネットで見つけられるのは正確さに欠けるものや、
海外の日本で一般的に行われている手術は少し異なる術式のものばかり・・・
そこで、眼科の先生の監修の元、
義眼床がどの様に作られているのかの流れを
医学的・解剖学的に違和感の少ないイラストにしたので、
(分かりやすい様に意図的に強調したりした部分もありますので
解剖学的に完璧に正確!!!とまでは言い切れません・・・)
そのことについてポスター発表ではお話しさせていただきました。
私自身にとっても改めて手術方法の詳細について学ぶ大変良い機会となりました。
監修いただきました先生をはじめアンケートにご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。
シンポジウムでは私からは義眼の分類や作製方法、
それぞれの工程の注意点や海外との比較
などについて簡単にお話しさせていただきました。
義眼師にこの様な機会をいただき、ご尽力いただきました先生方に感謝するとともに、
日頃、義眼に関わることが多くない分野を専門とされている先生方にも
義眼について知っていただくことができたのであれば嬉しく思います。
患者、医師、義眼師、三者の連携がよりスムーズに行える様、
義眼について知っていただく機会を作ることも大切なお仕事だなぁ・・と感じました。
今後もできることからコツコツと!頑張っていきたいと思います!