迷っている間にもできる事
いつもアツザワ・プロテーゼ九州のブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
今日で2月も終わりますね!
何だか本当に逃げていくような1ヶ月でした・・。
3月3日は桃の節句ですね♪
それがすんだら今度はこどもの日もやって来ます!
ついこの間までチョコレート一色だった博多駅も、
ほんのりピンク色です( ´艸`)
弊社の壁のフォトフレームにも可愛い女の子のニコニコ笑顔がたくさん♪
小学校に入るくらいまでは、1週間~3カ月に一度のお会いするので、
何だか親戚気分で、どうか、これからもずっと元気で笑っていてほしい。
いつもそう心から願っています。
先天性小眼球症のお子様のご家族は、
義眼の装用を開始されるかどうか迷われることがあります。
例えば、ご家族から見て、さほど左右差がさほど顕著ではないとき。
視力や光覚への希望を持ち続けていらっしゃるとき。
眼球の上に義眼を装用することへの抵抗感があるとき。などです。
義眼の装用開始を躊躇されるのはごもっともだと思います。
「成長を促すためには出来るだけ早くのスタートが理想」とはいいつつも、
お子様への義眼作製には、ご家族の協力が不可欠です。
ですから、ご家族やご本人の心の準備が出来たときが初め時・・という気もします。
迷われていてもかまいません。
病院で義眼の検討を進められた場合には、
まずは出来るだけ早くカウンセリングにお越しください。
カウンセリングの後、もう少し考えたい・・と、
保留にされるという場合には、
将来的にもし、ご本人が義眼を装用すると決められた時に、
恐怖心が少しでも和らぐよう、
おうちで、お母さん、お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん(?)と一緒に
鏡を見ながら瞼や眼球タッチの練習をしておくと良いと思います。
詳しいやり方はカウンセリングにお越しの際におつたえさせていただきます♪
ご本人はもちろん、義眼を装用するとなると、
おうちで義眼の出し入れをされることになる
お母さんやお父さんにとっても、良い練習になると思います。
(決して無理せず!手は洗ってください!)
そして、数ヶ月に一度、私たちにもぜひ会いに来てください。
お顔を拝見させていただきます。
小さなお子様は、お絵かきをして楽しく遊んぶだけで帰られることもあります(笑
義眼師とお友達になることができたら、
泣かずにお顔やを見せてくれたり、瞼に触らせてくれるようになります。
将来的に義眼を装用しないという選択肢もあるかと思いますが、
義眼を装用するという選択をされた場合には、
ご本人の心にとっても、スムーズな義眼作製にとっても、
こういった準備期間に時間をとることは無駄にはならないと思います。
「乳児はおさえこまないと仕方がないけど、
幼児の場合には、義眼作り始めるのは友達になってからがベスト!
義眼がトラウマになるようなことは出来るだけ避けなきゃ!」という、
海外で会った心理学博士でもある義眼師さんの言葉を思い出します。
平日、福岡にお越しいただける場合には、
ゆっくりとお時間をとるようにしています。(カウンセリングのみの場合、最長で90分)
福岡県以外にお住まいの皆様も、
可能であれば初回は福岡へお越しいただくことをお勧めしたいと思います。
ただ、日本の忙しいご家族のご負担を考えると、
出来るだけ早く、短い時間で、回数も少なく・・というご要望もあると思いますので
そのバランスは悩ましい部分です・・。
色々お話しをうかがいながら一緒に考えていきたいと思います。
義眼の出し入れの度に泣いてしまうお子様をみると心が痛みますが、
きっと、そのうち元気に遊びに来てくれる日が来ます。
それまで一緒にがんばりましょう。
※こちらは(有)アツザワプロテーゼ九州のブログです。
義眼作製会社によって、考え方・対応方法が異なる場合がございます。