義眼を保管する際の注意①
いつもアツザワ・プロテーゼ九州のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
義眼の保管についてお問合せ頂くことがございますので、
今日は義眼の保管方法についてお話ししたいと思います♪
まず、義眼を外して保管する場合には、
洗浄し、必ず専用のケースに入れて保管してください。
義眼のケースは弊社から義眼のお渡しの際に使用しているものを
そのまま義眼用ケースとしてご使用いただいても良いですし、
義眼が入って、蓋が閉まるものであれば、ご自身にとって
使いやすいものや、好きなデザインの物も、もちろんご使用いただけます。
義眼をティッシュペーパーやコットンで包まない
弊社では、義眼をプラスチックケースに入れてお渡ししておりますが、
プラスチックケースの中に義眼だけを入れると、
ケースと義眼がカチャカチャとぶつかり傷がつくのではないか・・と
ティッシュペーパーやコットンで義眼を包んでから
ケースに入れていらっしゃる方が多く見受けられます。
しかし、紛失予防の観点からこれはお勧めしません。
こちらの写真は義眼をティッシュペーパーで包んだものですが、
そうと知らない方が見たら何の写真かわからないのではないでしょうか?
ティッシュペーパーやコットンで包んだ状態の義眼は、
見た目もですが、手で触れても、義眼が包まれていると気付きにくく、
ゴミと間違えて廃棄されてしまうことがあります。
義眼を傷つけずケースに入れて持ち運びたい!と言う場合には、
■眼鏡拭き用クロス
■セーム革
(車磨き用に販売されています。
そのままでは大きいと思うので、ケースに収まるサイズに切ってご使用下さい)
など、見た目、手触りともにゴミと間違えにくい素材の物にされるのがお勧めです。
義眼を液中保存されていない場合には、
布製ジュエリー袋を使用されてもよいと思います。
※長年使用された義眼はコンタクトレンズ保存液を使用し液中保存してください
ケースの中でコットンやティッシュペーパーで包まれている義眼を見ると、
普段から傷がつかないように丁寧に扱っていただいているのが伝わってきます!
大切な義眼が行方不明にならないよう、
義眼を包むものの素材もぜひご検討ください♪